今年秋の富山県知事選挙で新田知事の推薦を正式決定 自民党県連定期大会
自民党県連は26日に定期大会を開き、今年秋の県知事選挙で現職の新田知事を推薦することを正式に決めました。
大会では、まず県連会長の橘慶一郎衆議院議員が「政治資金の問題で政治不信を招き、党を支えてくれている皆さんにつらい思いをさせている」と述べました。
そして、今年秋の知事選に再選を目指し立候補を表明している新田知事と、来年の参議院選挙富山選挙区に立候補を表明している堂故茂議員の必勝を期すとした特別決議を採択しました。
新田知事は新人だった4年前は推薦を得られず、無所属での選挙でした。
大会であいさつした新田知事「富山県に分断は似合いません。皆さんのお力添えを得て、より良い富山を作ってまいります」
また自民党の森山総務会長が講演し、派閥のパーティー券収入の裏金問題で「国民に大変な心配、迷惑をおかけしている」とし、政治資金規正法の改正を今国会で実現させたいと話しました。
今年11月の任期満了に伴う知事選には、新田知事のほかに立候補を表明した人はおらず、共産党県委員会が候補者の擁立を目指しています。