断水解消 住民「水のありがたみがわかった」 氷見市北部 能登半島地震
氷見市内では、18日までに全ての地区で断水が解消しました。復旧が遅れていた市内北部でも、ようやく水道が使えるようになり、住民からは安どの声が聞かれました。
地震の影響で断水が続いていた氷見市北部の女良地区です。1月1日の地震から18日目の18日までに水道が使えるようになり、住民は安堵した様子でした。
吉田外二さん(74)
「うれしい、水のありがたみがわかった。濁っとるかなーと思うような気がするが、そんな気がするだけで、濁ってるとは思わんがいけどね」
同じく市北部にある中田地区の住宅では、1月16日の夕方から水道の水が出るようになり、19日までに水の濁りが無くなったということです。
氷見市によりますと、市北部や山あいの470戸では水は通ったもののまだ飲むことはできないということです。水が通った地域ではこのあと、市が、水道管の洗浄や水質試験を経て飲めるか否かを判断します。
また、市は地震による断水の影響を受けた住宅と事業所などあわせて1万7000戸余りを対象に、1月分の上下水道料金を無料にするということです。