富山市で爆発音…正体は恒例の「ドン花火」 時の記念日
10日の昼は「爆発音に驚いた」という人も多かったのではないでしょうか。
6月10日は時の記念日で、富山市では正午に恒例の「ドン花火」が打ち上げられました。
SNSでは10日正午すぎ、「富山市で爆発音がした。なんだろう」など、驚いたという投稿が相次ぎました。
その音の正体がこちらです。
「 ドーン」
正午の富山市に響き渡った大きな爆発音。
時の記念日にちなんで毎年打ち上げられている「ドン花火」です。
この少し前、富山市の神通川河川敷では、花火師たちが着々と打ち上げの準備を進めていました。
この時間の富山市の天気は晴れ、風は北寄りで3.8メートルと絶好の「ドン打ち上げ日和」。
直径21センチの大きな7号玉の花火を正午のおよそ7秒前に点火します。
そして…
「おお~すごい」
富山市では、鐘や空砲、花火で市民に正午を知らせる「時鐘」の文化が江戸時代から受け継がれています。
年1回花火が打ち上げられる今の形になってから2024年で69回目です。
撮影をしに来たという人は…。
「チャンスが1回しかないので難しいですね、撮影するのが。連写使って最後の炸裂するところは撮れたかなと」
正午の富山市に響き渡ったドンの音。打ち上げを見守った人はしばらく空を見上げていました。