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能登半島地震の教訓を反映 氷見市などで富山県原子力防災訓練

2024年11月24日 12:00
能登半島地震の教訓を反映 氷見市などで富山県原子力防災訓練

石川県の北陸電力志賀原子力発電所での重大事故を想定した県の原子力防災訓練が、氷見市などで行われています。

訓練は、県や氷見市、北陸電力など60の関係機関が参加し、石川県志賀町で震度7の地震が発生し、志賀原発2号機から放射性物質が放出された事態を想定して行われています。

能登半島地震を受けて、志賀原発から30キロ圏内の氷見市小久米地区では、自宅が全壊した場合に備え、住民たちが一時集合場所の公民館で屋内退避する訓練が初めて行われました。

集まった住民たちは、体内への放射性ヨウ素の取り込みを減らす安定ヨウ素剤に見立てた飴を受け取りました。

さらに、道路が寸断されて孤立状態となった集落の住民を、ヘリコプターで避難させる訓練も初めて行われ、複合災害への対応を確認しました。

最終更新日:2024年11月24日 12:00
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