富山市で38.5度　全国で最も高い気温を観測　夜間も熱中症対策を

27日の富山県内は、各地で猛暑日となり、危険な暑さとなりました。富山市では、最高気温が38.5度まで上がり、27日全国の観測地点で最も高くなりました。

富山県内には暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で気温が上がり、県内８つの観測地点で最高気温が35度以上となる猛暑日となりました。

4日ぶりに猛暑日となった富山市は、最高気温が38.5度に達し、全国の観測地点で最も高くなりました。

富山市内では、水浴びしたり、強い日差しを避けながら過ごす人の姿が見られました。

「ムシっとした暑さ。直接日差しが当たると厳しい」

「こんなに暑いとは思っていなくて、まだ35度を超えるのかっていう感じでびっくりしています。来週から9月ですけど、まだまだ暑いのかな。いつ涼しくなるんだろうっていう気はします」

一方、27日の県内は局地的に強い雨の降るところもありました。こちらの映像は午後3時半ごろ、射水市内の様子です。

動画を撮影した人によりますと、突然強い雨が降り出してその後10分ほどでやんだということです。

27日、県内では3人が熱中症の疑いで救急搬送されました。

28日の予想最高気温は富山市、高岡市伏木ともに31度で今日より低くなりますが、湿気が多くてムシムシとした暑さは続きそうです。水分や塩分を小まめにとり冷房を使うなど、引き続き十分な熱中症対策をとってください。