県内春闘賃上げ要求 平均で月額1万6000円余り 連合富山
県内最大の労働団体・連合富山は、加盟する労働組合が春闘でこれまでに会社側に求めた賃上げ要求が、平均で月額1万6000円余りにのぼっていると発表しました。
連合富山は8日会見を開き、加盟する257組合のうち6日時点でおよそ40パーセントにあたる104組合が、春闘の要求書を会社側に提出したと発表しました。
要求している賃上げ額は平均で、月額1万6793円、率にして5.84パーセントで、去年の同じ時期に比べて金額は4000円余り多く、率も上回っています。
連合富山 浜守秀樹会長
「企業の90パーセント以上が該当し、全労働者の7割を占める中小企業での賃上げを何としてでも実現しなければなりません」
連合富山は男女間の賃金格差の是正なども求めていくとしています。企業側の集中回答日は3月12日から14日で、春闘はヤマ場をむかえます。