富山県立高校全日制一般入試 志願倍率は
県立高校一般入学試験の願書の受け付けが27日正午に締め切られました。
2024年からは普通科の通学区域の制限が撤廃され、県内、全ての高校への進学が可能となっています。
各高校の出願状況を、県東部からお伝えします。
まずは入善、桜井、魚津です。入善は農業科が1.16倍、桜井は生活環境科が1.05倍です。
魚津工業は機械科が1.83倍と高くなりました。滑川は薬業科と海洋科が定員割れです。
上市、雄山はすべての学科で定員割れ、3学科共通で募集の中央農業は0・39倍と全ての学校、学科の中で2番目に低い倍率です。
富山は、普通科と探究科学科の併願を認めています。・探究科学科は1.74倍・普通科は0.81倍です。
同じく、普通科と探究科学科の併願を認める富山中部の探究科学科は2.35倍。全ての学校、学科の中で2番目に高い倍率です。
続いて富山工業です。4つの学科で定員割れです。
富山商業の流通ビジネス科は2.70倍で全ての学校、学科の中で最も高い倍率となりました。
また、情報ビジネス科は1.90倍で全ての学校、学科の中で3番目に高い倍率です。
富山東、富山南、呉羽、大門の普通科と小杉の総合学科はいずれも定員を上回っています。
新湊は普通科、商業科ともに定員割れ、高岡は普通科が1.13倍、探究科学科が1.03倍です。
高岡工芸です。電子機械科、電気科、建築科、土木環境科の4つの学科で定員割れしました。
高岡商業は会計ビジネス科が定員を下回り、伏木の国際交流科も0.48倍で定員割れです。
続いて、福岡、氷見です。氷見は普通科を除く4学科で定員割れです。
砺波の普通科は1.05倍、砺波工業の電気科は0.29倍で全ての学校、学科の中で最も低い倍率となっています。
南砺福野は普通科と福祉科で定員を下回りました。南砺平の普通科は0.43倍で定員割れです。
石動は普通科が1.07倍です。
全日制34校82学科の平均倍率は1.01倍で、記録が残る1999年度以降で過去最も低くなりました。
県立高校の一般入試は来月7日と8日に行われ、合格発表は来月15日です。