富山県警 今年度初の山岳遭難救助訓練
本格的な登山シーズンを前に県警山岳警備隊が、12日、今年度初めての遭難救助訓練を立山町で行いました。
「遭難者まで後3メーター! あと3!」
2024年度最初の訓練には、新人隊員3人を含む28人の山岳警備隊員が参加しました。
隊員は、崖で宙づりになった遭難者を運び降ろす訓練や、渓谷や川の中州からの救助を想定して遭難者を救助する訓練などを行いました。
飛弾晶夫隊長は、今年は暖冬だったものの県内の高山地帯にはまだ雪が残り、雪が降る可能性もあるとして注意を呼びかけています。
県警によりますと遭難した人は去年、144人で、3年連続で増え、コロナ禍前の水準に戻っているということです。