高岡城築城を許可する書状 新たに見つかる
江戸幕府2代将軍の徳川秀忠が、加賀前田家2代当主で高岡開町の祖・前田利長に宛てて高岡城の築城を許可した書状が新たに見つかりました。
新たに見つかった書状は、高岡市立博物館が京都市内の古書店から購入しました。
博物館によりますと、高岡城築城の許可が直接利長に伝わっておらず、工事が始まっていなかったことを初めて知ったとし、早々に工事を命じられて結構ですと書かれています。
高岡市立博物館は、豊臣家と徳川家の間で政治的な緊張が高まっていく中、高岡城築城の経緯を知る貴重なものとみています。
この書状は、2024年2月12日まで、高岡市立博物館で公開しています。