バス運転手不足…なり手確保へ体験会 富山地方鉄道
バスの運転手のなり手を確保しようと20日、富山地方鉄道が運転体験会を開きました。
体験会では参加した県内の20代から50代までの12人が、現役の運転手の手ほどきを受けながら、順に大型バスを走らせました。
富山地方鉄道によりますと、在籍しているバス運転手は、現在およそ200人で30人ほど足りていません。
運転手不足の影響などで3月15日には、高速バスの金沢線を廃止しています。
富山地方鉄道 林裕一自動車部副部長
「バスの運転手、大変不足しています。今回こういった体験会を通して、少しでも多くの方に、ご応募していただきたいという気持ちを持っています」
地鉄では、大型2種免許取得の費用を負担しているほか、4月末までに入社が決まった人には、支度金を100万円に引き上げて貸与するなど、待遇面も充実させて運転手確保につなげたいとしています。