コミュニティバス活用し宅配荷物運搬へ 富山市が企業と協定
富山市とヤマト運輸は18日、「市営コミュニティバスで宅配物を運ぶ協定」を結びました。
協定は、富山市が運行するコミュニティバスでヤマト運輸の宅配物を運ぶ実証実験を行うため結んだものです。
山田地域を走るコミュニティバス「山田八尾線」で平日の第2便を活用し、八尾で荷物を積み、山田地域の地区センターでおろします。
このような協定が結ばれるのは県内の自治体で初めてで、ドライバーの労働環境の改善も見込んでいるということです。
ヤマト運輸富山主管支店 北村圭太支店長
「(コミュニティバス活用で)ドライバーが限られた時間で働いている中でお客様に向き合う時間が増えるところがメリットだと思う」
実証実験は4月1日から1年間行われる予定で、市は他の路線にも拡大させたいとしています。