児童が「みどりの食料システム戦略」学ぶ 射水市の小学校
射水市の小学校で児童が、国の「みどりの食料システム戦略」について学び、農業での生産性アップと環境保全を両立させることを学びました。
この出前授業は、農林中央金庫富山支店などが、片山学園初等科の児童を対象に2023年から取り組んでいる「農業と金融を結び付けたプロジェクト」の一環です。
テーマは農林水産省が掲げる「みどりの食料システム戦略」。
5年生31人が、温室効果ガスなどの影響で日本の平均気温が上昇しているため、環境に配慮し、農作物の品種改良が進んでいることなどを学びました。
そして「ノウカサバイバー」というカードゲームを用い農作物を育て、使用する農機具や使う肥料によって利益が出る一方、環境へ悪影響を及ぼしたり、猛暑や戦争で大きな損失が出たりすることなどを学びました。
児童たちはゲームを通じて、環境に配慮しながら農作物の生産力を上げ続ける難しさを感じていました。