富山県ホテル・旅館組合 能登半島地震の避難者受け入れへ協力
富山県内の旅館やホテルで作る組合は12日、県に対し能登半島地震の避難者受け入れに協力することを申し入れました。
新田知事に申し入れたのは県ホテル・旅館生活衛生同業組合の坂井彦就理事長らで、これまでに組合のおよそ50の施設から能登半島地震の避難者受け入れについて申し出があり、合わせておよそ1500人の受け入れが可能だということです。
県ホテル・旅館生活衛生同業組合 坂井彦就理事長
「われわれも被災した状況ではありますけど 、この中でも営業できてる施設はたくさんありますので」
県は長期間の避難所生活が懸念される人に対し、県内の宿泊施設を無料で利用できる取り組みを始めていて、これまでに県内で7人が利用を始めたということです。組合はまた、地震後相次いでいる宿泊の予約キャンセルをうけ、県に旅行需要の喚起策などの支援を求めました。