3連休 富山県内の被災地で復旧活動本格化
富山県内の被災地では、3連休初日の6日、復旧活動が本格化しました。
永井聖志郎記者
「氷見市で災害ごみを受け付けている場所には多くの人が集まり、ご覧の通り駐車場が埋めつくされています」
氷見市は「ふれあいの森」の駐車場で災害ごみを受け入れていて、多くの人が地震の影響で使えなくなった家具や家電製品を持ち込んでいました。
災害ごみを持ってきた人
「中にあった椅子とか上から額縁みたいなのも落ちて、 ガラスのあれとか瓦とかです」
「まだ1回分で2、3回来ないといけない感じ。大変です」
6日土曜日には、地震発生直後から運休していたJR氷見線が始発から運行を再開しました。
高校3年生(氷見市)
「いつも移動手段で使ってたんで、いざこうやって動かんだら移動できなくて大変だと思った。(復旧して)安心」
そして7日は、冷たい雨や雪が降る中、氷見市役所ではブルーシート配布の予約券を求めて多くの人が列を作りました。
ブルーシートを受け取った人
「こんなが、ありがたいわねえ。お金持っていても買えんもん」
6日は、およそ250枚、7日は300枚のシートが配られましたが、足りていません。現在は在庫が無く、次の配布は未定だということです。
氷見市内では住民が、7日も片付けに追われていました。
被災した人は
「一日中これ(片付け)をしとるがね。家を壊すためにはしておかんな、どうもならんわ」
「もう言葉がでませんわ」
一方、水道が復旧した市内の飲食店では、7日に営業を再開し、温かいうどんとおにぎりを無料で提供していました。
麺処よしだや 吉田和広代表
「自分が被災してみて、温かい食べ物が身に染みて美味しかったので、開店にあたってお客様にもそういう思いをしていただきたくて」
客の子ども
「温まるしおいしい」
一方、市内のふれあいスポーツセンターでは、自衛隊による炊き出しが行われ、避難している人たちがおでんなど温かい食べ物を手にしていました。また、7日から風呂が使えるようになったということです。
避難している人
「温かいものに巡り合えたことが幸せです。(Qお風呂も入れるように)はい、入ってきました。二日ぶりかな、すごく気持ちよかったです」