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高岡市で県立高校再編を考える 住民や県議の意見交換会

2024年5月9日 12:05
高岡市で県立高校再編を考える 住民や県議の意見交換会

少子化が進む中、県教育委員会は2027年度以降の県立高校の再編に向けて議論を進めています。高校再編のあり方を住民と考えようと、県議会の議員らが8日夜に高岡市で意見交換会を開きました。

この意見交換会は県議会の最大会派・自民党議員会の「教育の未来を考えるプロジェクトチーム」が企画したもので、初回の8日は、高岡市と氷見市に住む高校生や保護者らおよそ40人が参加しました。

参加した氷見高校生
「先生はテストの点数(が全て)じゃないって言うけど、もっと個性を見てほしい」

参加者は教育に対する不満や行きたくなる学校づくりについて意見を交わしました。

参加した氷見高校生
「氷見高校も普通科が1クラス減った時に『減ってきとるな、(高校が)なくなったら嫌やな』と思って、もっと自分事に考えていくことが必要やなと思いました」
参加した保護者
「未来を担う子どもたち、現役世代の思いにも耳を傾けるべきなのかなと改めて強く感じました」

参加者からは、地元から県立高校がなくなると地域交通の維持や祭りの継承にも影響が出てくるのではないかといった意見が出ていました。

県内では中学校を卒業する生徒数は15年後、およそ3割減ると見込まれています。県教育委員会は1学年4学級未満、または160人未満の高校の再編を検討していて、今年度から具体的な議論を始めます。

自民党議員会は県議会9月定例会に向けて、地域の声を取り入れた提言をまとめていくとしていて、県内6か所で意見交換会を開きます。

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