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銭湯の燃料費が4年前の1.6倍に 経営者「非常にきつい」  富山

2025年1月22日 19:31
銭湯の燃料費が4年前の1.6倍に 経営者「非常にきつい」  富山
吉田記者「止まらない燃料費の高騰。ここ数年、ガスも大幅な値上がりが続いています」

富山市の「水橋温泉ごくらくの湯」です。

湯を沸かすための燃料にLPガスを使っていますが、近年、値上がりが続いています。

佐藤将貴支配人「昔、冬場はどんなに高くても(ひと月に)40万円行かなかったのが、いま60万円台後半とかですね、もう少ししたら70万円行くんじゃないかという形で本当に倍近くに上がっていて非常にきつい」

ここ1か月間のガス料金は62万円あまり。

ロシアによるウクライナ侵攻が始まって以降価格の高騰は止まらず、契約するガスは1立方メートルあたりの価格が290円と、4年前の180円に比べて大幅に上昇しました。

佐藤将貴支配人「給湯、シャワーとかカランとか空調も全てガスでまかなっているので、結構少し広めの銭湯なので、休憩室も広いですし、かなり使う」

県内の銭湯は入浴料金が一律で決められているため、燃料費の高騰を転嫁することができず、佐藤さんは経営への打撃が大きいと話します。

佐藤将貴支配人「(今後も)上がっていくんですかね、上がるならすごい困るなというのがありますね」

銭湯の経営者にとって価格も気持ちも落ち着かない日々が続いています。
最終更新日:2025年1月22日 19:31
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