民放連盟賞地区審査でKNBラジオ番組が2部門で1位
日本民間放送連盟賞の中部・北陸地区の審査で、KNBラジオの番組が報道部門と生ワイド部門で1位となりました。
ラジオの報道部門では、今年5月に放送した「KNB報道スペシャルふるさとの亀裂~地震と過疎と原発と~」が1位に選ばれました。
番組は、能登半島地震の被災地・石川県珠洲市で過去にあった原発の建設計画をひも解き、当時の関係者や住民の声を集めたもので、審査員からは「多角的で深く考えさせられた」「日本全体を当事者として問題提起した素晴らしい作品」などと評価を受けました。
またラジオの生ワイド部門では「でるラジ 氷見を元気に!富山を元気に!能登にも届け」が1位となりました。
地震の被災地の復興を支援しようと、番組でレギュラーコーナーを持つ室井滋さんの呼びかけで、歌手の高原兄さん、澤武紀行さん、Tomomiさん、ピアニストの友井賢太郎さんも出演し、被災地の現状や被災者に寄り添った復旧の必要性について話しました。
審査員からは「地元のラジオ局だからこそ、今できることに取り組んだ素晴らしい企画」と評価されました。
これらの番組は8月の全国審査会へと進みます。