警察官や検事名乗る電話で　富山市の70代女性が1500万円余りの詐欺被害

警察官や検事を名乗る男の電話で、富山市に住む70代の女性が1500万円余りをだまし取られていたことがわかりました。

警察によりますと今年6月、富山市に住む70代の女性のもとに警察官を名乗る男から電話があり「暴力団があなたの口座に400万円を振り込んだと言っている。秘密の捜査なので誰にも教えてはいけない」などと言われました。

その後、女性宅には身に覚えのないキャッシュカードが届き、今度は検事を名乗る男から電話で指示されるまま、830万円を指定された口座に振り込みました。

女性はさらに8月にも、似た手口で現金700万円をだまし取られたということです。

その後、連絡が取れなくなり、女性が家族に相談して被害が判明しました。

警察は警察官などを装った特殊詐欺が増えているとして、注意を呼びかけています。