僧侶らも「だまされんちゃ」 特殊詐欺の手口知って 射水市
特殊詐欺からの被害を防ごうと、富山県警が26日、射水市で僧侶などを対象にした講習会を開きました。
この講習会は、県警が県内の曹洞宗の県宗務所からの依頼を受け開いたもので、僧侶や檀家・信徒の代表らが参加しました。
「共犯者で逮捕される可能性があります」
講習会では、寸劇を通して、警視庁の警察官を装い電話やLINEで指示し、金融機関の口座にあるお金を巧みな話術で一時的に指定の口座に移させる、などの詐欺の手口を紹介しました。
県警によりますと、ことしの特殊詐欺全体の被害件数は、8月末の時点で344件で、去年の同じ時期より128件多く、被害額は12億6000万円とおよそ5億8000万円増えています。
2024年は、架空料金請求詐欺が増えているとして注意を呼びかけています。