夏に咲く 日本原産ラン見頃 富山県中央植物園
夏に美しい花を咲かせる日本原産のランが富山市の植物園で見頃を迎えています。
富山県中央植物園の温室では50種類以上のランが展示されていて、中でも夏に咲く日本原産のランが見頃を迎えています。
1センチほどの小さな白い花を咲かせているのはウチョウランです。湿った岩壁などに自生し、花の形が羽を広げたチョウのようにみえることからその名が付きました。県内でも山間部でまれに見られるということですが、乱獲されたことで数が激減し、現在は環境省の絶滅危惧種に指定されています。
また、ほんのりと甘い香りを漂わせているフウランも見頃です。
富山県中央植物園 温室課 早瀬裕也主任
「日本のわびさびと日本の夏を代表するランですので、ゆっくりと楽しんでいただければ」
日本原産のランの見頃は今週いっぱいということです。