夏のボーナス 富山県一般職は平均72万円 2年連続増える
公務員に28日、夏のボーナスが支給されました。富山県の一般行政職員の平均支給額は72万7000円あまりで、去年夏に比べて1.5パーセント増えました。
富山県職員の夏のボーナスは、管理職をのぞく一般行政職員の平均支給額が72万7151円で去年の夏に比べて1万800円余り、率にして1.5パーセント増えました。増加は2年連続です。
県職員のボーナスは、県の人事委員会が引き上げを勧告していて、この夏の支給は去年より0.05か月増え、2.25か月分でした。
最高額は特別職の新田知事で、2023年より9万5000円ほど多いおよそ320万円でした。
夏のボーナスについては、能登半島地震で被害を受けた氷見市の林市長が、市の財政負担を軽減したいとして5割カットしています。県内この他の市町村長は、ボーナスのカットはしていません。
一方、連合富山に労動組合が加盟する県内企業の夏のボーナスは、26日の時点で要求を提出した組合のおよそ7割にあたる96組合が妥結しました。平均妥結額は60万3269円で、多くの企業で2023年を上回っています。