恐竜大集合 着ぐるみで白熱のレース 足跡化石発見の富山市大山地域で9日開催
9日富山市の大山地域で珍しいイベントが開かれました。
恐竜の着ぐるみを着て走るレースです。
300を超える恐竜たちが繰り広げた熱戦の模様をお伝えします。
大山地域のグラウンドに集まったのはカラフルな恐竜たち。
恐竜の着ぐるみを着て走るアメリカ発祥の「ティラノサウルスレース」です。
大山地域は恐竜の足跡などの化石が見つかっていて「恐竜の里」として知られています。
特色を生かして地域を盛り上げようと今回初めて開かれました。
白亜紀のごとく会場を闊歩(かっぽ)する恐竜に少しびっくりしてしまった子どもも…
恐竜
「グワーッ」
子ども
「うえーん」
レースは未就学児の「タマゴの部」、小学生の「幼獣の部」、中学生以上の「成獣の部」に合わせて350人が参加し、白熱した戦いを繰り広げました。
中でも「成獣の部」は200匹の恐竜が予選13レースと決勝戦を行い盛り上がりを見せました。
「前が見えなくて、どうなることかと思ったんですけど、ラストスパートでなんとか予選1位になることができてよかったです」
「思った以上に走りにくかったです、暑くて。楽しかったです、あはは」
「恐竜になってみたいなと思ったので出てみました」
「恐竜になれました?」
「はい なれました」
9日の富山市の最高気温は27.4度、参加者は汗だくになりながらレースに臨んでいました。
化石が見つかった大山地域にぴったりのイベントでしたね。
会場にはおよそ1500人が訪れたということです。
反響を受け実行委員会は来年以降も続けていきたいとしています。