衆院山口3区 林芳正氏(自・前)が当選確実に 2人の野党候補退ける
27日投開票の衆議院議員選挙。
山口3区は自民党の前職・林芳正さんが当選を確実にしています。
林氏は当選確実を受け、オンラインで支援者に「自民党に厳しい逆風が吹く中で、なおかつ私の職責上、候補者本人が一度も選挙期間中に地元に戻れない、こうしたハンディキャップをみなさんの力ではねのけていただいて勝利を与えていただいた。本当に感謝に堪えない。日本を取り巻く安全保障環境は大変厳しいものがある。景気経済もやっともう一歩というところまできている。いま手綱を引き締めて国のかじ取りをやっていかなければならないという思いを新たにしている」とあいさつしました。
林芳正さんは下関市出身の63歳。
1995年から参議院議員を5期26年勤め,前回2021年の総選挙で衆議院旧山口3区に鞍替えし当選。
今回は県内の選挙区が4から3に減る中で出身地である下関市を含む新山口3区から立候補。
岸田内閣に引き続き石破内閣でも官房長官を務め、選挙期間中は1度も選挙区に入ることはできませんでしたが、夫人を中心とした盤石の選挙戦を展開。
2人の野党候補を退け衆議院で2回目の当選を確実としています。