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デジタル技術を活用し地域課題の解決を…山口大学が新年度から新教育課程“ひと・まち未来共創学環”

2024年10月17日 19:17
デジタル技術を活用し地域課題の解決を…山口大学が新年度から新教育課程“ひと・まち未来共創学環”

山口大学は来年度から開設する新しい教育課程の内容を発表しました。

目指すのはデジタル技術を活用して地域課題を解決する人材の育成です。

(谷澤幸生学長)
「“ひと・まち未来共創学環”。いかにも新しい教育組織と感じていただけるかなと」

「学環」とは複数の学部が連携し文系理系を横断して教育を行う学部相当の教育課程です。

教育学部や経済学部などの専門科目を受講し心理学、社会科学に加えAIやデータ分析などのデジタル技術を学び、自治体や企業での実習も行います。

人手不足や地域定着…まちの課題解決にデジタル技術を活用できる人材の育成を目指していて、文理に関わらず受験してほしいとしています。

(谷澤幸生学長)
「人を理解して人を幸せにするそういった素養を(デジタルの視点に)加えて持ち合わせた人材を育成していきたい。そういったことが社会から求められている」

また、新たな修士課程「人間社会科学研究科」も新年度から設置されます。

「ひと・まち未来共創学環」は山口市の吉田キャンパスに開設され、募集人員は40人です。

最終更新日:2024年10月17日 19:17