上関・中間貯蔵施設の建設に反対…関西電力に26万筆の署名簿提出 抗議行動も
上関町で立地可能性調査が行われている使用済み核燃料の中間貯蔵施設は中国電力は関西電力と共同で開発に向けた検討を進めています。
施設の建設計画に反対する県内の団体が16日、関西電力に26万筆を超える計画中止を求める署名を提出しました。
午後1時過ぎ、中間貯蔵施設の建設計画中止を求める署名が入った段ボールの山が大阪の関西電力本店に持ち込まれていきます。
署名は上関町の計画に反対する県内の団体などが山口を中心に全国に呼び掛け26万3230筆が集まりました。
中国電力と関西電力が共同開発の検討を進めている上関町への中間貯蔵施設。
現在行われている立地可能性調査については中国電力との主体となって進めています。
署名を提出した団体と関西電力との面会時間は5分ほどだったということです。
(原発いらん!山口ネットワーク 小中進代表 )
「関西電力の原発のゴミを上関町に持ってくるという極めて重要な申し入れそして署名の提出にも関わらず、全く時間もわずか5分でございます」「強い怒りとそして山口県民の思いを今から県民に訴えて、大きな反対の渦にしていきたいと思っております」
関西電力は取材に対し「署名を受け取ったのは事実だが、個別の署名受領に対するコメントはこれまでもしていないので、今回も差し控える」とコメントしています。
山口のほかに大坂や兵庫などの団体も集まり関西電力に向けて抗議行動を行いました。