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【山口天気 朝刊1/10】傘が手放せない天気 急な強雨や落雷に注意

2024年1月10日 7:00
【山口天気 朝刊1/10】傘が手放せない天気 急な強雨や落雷に注意

夜の間に、日本海にはまとまった雨雲が進んできていて、山口県にも所々に雨雲が流れ込んできています。雨が降り始めている所が多くなっています。

対馬海峡から日本海を低気圧が進む見込みで、県内にはこのあとも雨雲が流れ込みそうです。上空には、強い寒気が流れ込むことで、大気の状態は不安定となりそうです。また、次第に大陸の高気圧との間で等圧線の間隔が狭まる見込みで、県内付近では北寄りの風が吹きやすくなりそうです。

このあとは各地で雨が降ったり止んだりの天気となるでしょう。特に日本海側や山間部ほど雨雲が流れ込みやすい見込みで、局地的に雷を伴って、雨が強まる所がありそうです。場合によっては竜巻や雹などの激しい現象が発生するおそれがあります。

また、夕方頃からは北東の風が強まる見込みで、西部、北部も沿岸の地域ほど、激しい突風にも注意が必要です。海上では波が高くなるでしょう。夜にかけて天気の急変や周囲の状況にはご注意下さい。

きょう日中の最高気温は、12度前後の所が多い予想です。きのう9日(火)と同じくらいの所が多い見込みですが、天気が崩れることで、昼間も空気が冷たく感じる一日となりそうです。雨に濡れて体を冷やさないようにもお気を付けください。

あす11日(木)は天気が回復して、週末頃にかけて晴れる日が続くでしょう。最高気温は平年より高い日が多く、14日(日)は15度近くまで気温が上がりそうです。来週のはじめの気圧の谷の通過のあとは、やや空気が冷たくなりそうですが、寒波と呼べるような強い寒気の気配はこの先もしばらくありません。

(KRY山口放送 気象予報士 中原一徹)