×

山口県中部・東部の山地では積雪の可能性[暴風と高波及び大雪に関する山口県気象情報]

2023年11月17日 16:46
山口県中部・東部の山地では積雪の可能性[暴風と高波及び大雪に関する山口県気象情報]

午後4時39分、下関地方気象台は暴風と高波及び大雪に関する山口県気象情報を発表しました。

山口県の沿岸の海域では17日夜遅くから18日夕方にかけて暴風に、瀬戸内側では18日明け方から夕方にかけて高波に警戒してください。また、東部及び中部の山地では18日明け方から昼前にかけて大雪に注意してください。

日本海北部にある前線を伴った低気圧が、発達しながら北東に進み、九州北部地方は18日にかけて気圧の傾きが大きくなる見込みです。また、九州北部地方の上空約5500メートル付近には氷点下24度以下の強い寒気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっています。このため、山口県の沿岸の海域では、17日夜遅くから18日夕方にかけて西から北西の風が非常に強くなり、日本海側では17日夜のはじめ頃から18日夜遅くにかけてしけるでしょう。また、山口県では、18日昼前にかけて局地的に積乱雲が発達し、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうのおそれがあります。さらに、東部及び中部の山地では、18日明け方から昼前にかけて大雪となるおそれがあります。

<風の予想>
17日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
日本海側 20メートル(30メートル)
瀬戸内側 17メートル(30メートル)陸上15メートル(30メートル)

18日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
日本海側 20メートル(30メートル)
瀬戸内側 20メートル(30メートル)陸上15メートル(30メートル)

<波の予想>17日に予想される波の高さ
日本海側 4メートル
瀬戸内側 2メートル

18日に予想される波の高さ
日本海側 5メートル
瀬戸内側 3メートル

<雪の予想>17日18時から18日18時までに予想される24時間降雪量は、多い所で、
東部及び中部の山地(標高200メートルを超える地域) 15センチ

<防災事項>暴風や高波に警戒してください。落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、急な強い雨に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。降雪や路面凍結による交通障害、雪による視程障害、電線や樹木等への着雪、農作物や農業施設の管理に注意してください。

今後発表する警報や注意報、気象情報などに留意してください。

次の情報は、18日6時頃に発表する予定です。