「闇バイト」や麻薬の恐ろしさを知ってもらおうという防犯教室が22日山口市の専門学校で開かれました。

　防犯教室は、山口南警察署が主催し県理容美容専門学校の専門学生およそ30人が参加しました。

（山口南警察署生活安全課　行德祐二課長）
「闇バイトとか麻薬に手を染めたというふうになったとしても、自分は大丈夫なんじゃないと思うかも知れない、ただ現実問題、社会は冷たいです」「闇バイトって言うのは、犯罪の実行者ですよ」

　防犯教室では、闇バイトで、次から次へと犯罪に手を染めた結果、逮捕され、実名報道にいたった事例が紹介されました。

　「これがたぶんみなさんにとっては一番怖いはずです。一生ネットに載りつづけます。名前検索したら、あのときに闇バイトで捕まった人だということが出続けます」

（専門学校生）
「身近に闇バイトの危険があると思った」「お金が欲しいだけのために悪いことに手を出すのは良くない」

　このほか「人間が人間でなくなる」などと大麻などの薬物乱用の危険性も紹介されました。