ポリオ根絶の啓発活動で自転車日本縦断 64歳の男性がきょうは下関市を出発し久留米市まで
自転車で日本を縦断しながらポリオの根絶を訴えている男性が下関市入りし、21日に福岡県久留米市にむけて出発しました。
自転車で日本を縦断しているのは、東京にあるロータリークラブの会員・宮崎陽市郎さん64歳です。
宮崎さんは、10月1日に本土最東端である北海道根室市の納沙布岬を出発し、ロータリークラブが取り組むポリオの根絶や寄付を呼び掛けながら日本を縦断しています。
20日に下関市入りし、21日は地元のロータリークラブの会員が 出席して出発式が行われました。
ポリオは「脊髄性小児麻痺」とも呼ばれ、特に5歳以下の子供がかかることが多い病気ですが、ワクチン接種により十分な抗体を得ることができるとされています。
(宮崎陽市郎さん)「ポリオ根絶活動を諦めずにやり続けるって、すごく大変なことなんです。趣味のサイクリングで日本を縦断することで、一般の方にこの活動を知っていただけれるのではないか。」
宮崎さんは21日は福岡県の久留米市まで向かい、22日、ゴールである本土最西端の長崎県佐世保市の神崎鼻公園に到着する予定です。
走行距離は2740キロにもなるという事です。