【山口天気 夕刊4/30】5月のスタートは雨傘の出番&上着活躍のヒンヤリ空気 この先は雨→晴れ→雨の周期的な天気変化に
4月最終日の県内は、日中はまとまった雨はなかったものの、湿気たっぷりの空気が残り、低い雲が垂れ込める空が続きました。また、大陸方面では、より大きく雲がまとまりつつあります。
南に横たわる前線の北上や低気圧の接近で、あす5月のスタートは九州方面から雨雲が県内に広がり、朝から昼頃にかけてを中心に雨傘の出番となります。
また、ぐずつく天気により気温の上昇が鈍く、最高気温でも20度に届かない所が多くなるため、冷たい雨で風邪をひかないよう、軽い上着を羽織るなどの対策を心がけて頂きたいと思います。
今年の5月のスタートはヒンヤリ空気となりますが、5月に入ると二十四節気の「立夏」があり、暦の上では夏に入っていきます。そして平年の最高気温が25度を超えるようになり、日々、「夏日」となるのが当たり前になっていく時期です。
2日(木)は天気回復。そして金曜、土曜と後半4連休の始まりは、絶好の行楽日和が続きそうですが、日ざしとともに汗ばむ暑さ、と激しい気温の変動に注意が必要です。お出かけの際は熱中症対策を、しっかり意識していきましょう。
連休終盤は天気下り坂で、6日・振替休日はまとまった雨の可能性があります。
5月に入ってから、しばらくの間は、雨→晴れ→雨と周期的に天気が変わっていきそうです。
このあとも天気に合わせて、充実したゴールデンウィークをお過ごしください。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)