『空白地域』の岩国にフードバンク山口の活動拠点「いわくにステーション」を開設
食料などの支援を必要とする人に家庭で余った食品などを届ける活動を展開するフードバンク山口。
これまで最も東にある活動拠点は光市でしたが3日、新たに岩国市に開設され、「空白地域」が解消されました。
岩国市錦見にある民間企業の倉庫を無償で借りてオープンしたフードバンク山口「いわくにステーション」。
市内21の社会福祉法人でつくる協議会が運営し、毎月第1・第3火曜日の午後1時から午後5時に開きます。
米や缶詰・菓子など、常温保存可能で未開封かつ賞味期限が1か月以上先の食品の寄付を受け付けます。
フードバンク山口の活動拠点は9か所目。
これまでは光市が最も東側の拠点で、フードバンク山口は活動の「空白地域」を埋めようと施設の貸し手や運営の担い手を探していました。
(フードバンク山口 今村主税 理事長)
「山口県内全域を支援する構想でいろいろな所に拠点を作ってきたがなかなか岩国地域で実現しなかったので嬉しい」
寄付された食品はNPO法人や子ども食堂を通じて届けられます。