【山口天気 朝刊12/7】晴れても風ヒンヤリ 朝は季節外れの黄砂飛来か
昨夜は、寒冷前線の通過で県内に雨雲が流れ込み、雷をともなって雨脚が強まった所がありました。今朝は前線の雨雲は県内より東へ抜けて、雲の隙間が広がっています。
低気圧や前線は日本の東へ進み、大陸からは高気圧が張り出す予想です。きょう7日(木)はよく晴れそうですが、一時的に、等圧線の間隔が狭まる見込みで、西寄りの風が吹きやすくなりそうです。
山口の気温変化の予想をご覧ください。今朝の冷え込みは比較的弱いですが、昼間にかけての気温上昇は鈍くなりそうです。最高気温はきのう6日(水)より低め。風がヒンヤリ感じそうです。夜にかけては冷え込みが強まり始めて、朝の時間よりも夜は空気が冷たくなっていきそうです。
また、季節外れの黄砂が空気中を漂う可能性があります。午前中を中心に、大陸で巻き上げられた黄砂が飛来する予想です。気になる方は、洗濯物の外干しを遅らせたり、マスクなどの対策をするとよさそうです。西寄りの風によって早々と拡散されていく見通しで、影響は長くは続くことはなさそうです。
きょう7日(木)の県内は、天気が回復してよく晴れるでしょう。日本海側ははじめやや低い雲が残りますが、順調に雲の隙間が広がりそうです。午前中は黄砂によって少し景色が霞むかもしれませんが、次第に影響は少なくなる予想です。海上の波。瀬戸内側で1.5mのち0.5m。日本海側・響灘は3mのち2mの予想です。
きのう6日(水)よりも昼間の気温はやや低め。風が冷たい体感となりそうです。きのう6日(水)よりもう1枚上着の準備があるとよさそうです。夜は朝よりも気温が下がる見込みです。
今夜からあす8日(金)の朝にかけては、底冷えが強まる見込みで、朝の気温は今朝よりも6度くらい低い1度の予想です。天気としては安定した状態が続いて、昼間の気温は右肩上がり、あす8日(金)日中ははきょうよりも過ごしやすく、週末は気温がおよそ半月ぶりに20度を越える予想です。12月ですが季節外れの暖かさとなる予想です。来週にかけても平年より気温が高めで経過しますが、来週初め、11日(月)、12日(火)は前線の影響で、雨が降る予想です。
(KRY山口放送 気象予報士 中原一徹)