【山口天気朝刊 8/26】各地で猛暑日に 午後は夕立に注意を 台風10号は29日(木)にかけて県内に接近 今のうちに入念な備えを
●きょう26日(月)の県内は高気圧に覆われるため、おおむね晴れる予想。午後にかけて局地的な夕立タイプの強い雨には注意を
●台風10号は、この先発達をしながら北上。29日(木)にかけて、県内に最も接近する見込みで、雨風が一層強まるおそれも
●側溝の掃除や、飛ばされそうなものは家の中に運んでおくなど、入念な備えを
==========
きのう25日(日)は暖かく湿った空気が流れ込み、特に日本海側を中心に一時、雷を伴った非常に激しい雨となりました。
現在、県内に目立った雲はありませんが、日本の南には台風10号の渦巻いた雲が見えます。
きょう26日(月)の県内は高気圧に覆われるため、おおむね晴れる予想です。
最高気温は35度を超えるところもあり、きのう25日(日)と比べて3度ほど高くなるところが多くなりそうです。この週末は日ざしが控えめだったので、きょう26日(月)は念入りに水分補給を行って下さい。
気温が上がるほど、雨雲が発達しやすくなるため、午後にかけて局地的な夕立タイプの強い雨にはご注意下さい。
一方で台風10号は、この先発達をしながら北上する見込みで、あさって28日(水)の朝には非常に強い勢力で、九州の南あたりに進む予想です。その後、進路は東よりに変わり、強い勢力で西日本を横断するように進む見込みです。
当初の予想よりも、進路が西に傾いてきました。あさって28日(水)の夜以降は、台風本体の雨雲が近づいてきます。29日(木)にかけて、県内に最も接近する見込みで、雨風が一層強まるおそれがあります。
晴れているきょう26日(月)のうちに、側溝の掃除や、飛ばされそうなものは家の中に運んでおくなど、備えはしっかり行って下さい。
県内は、時折雲が広がりますが、日中は日ざしの届くところが多くなる見込みです。まだ大気の状態が不安定なため、 午後は急な雷雨にご注意下さい。
あさって28日(水)から台風10号の接近に伴い、南からの湿った空気がさらに流れ込むため、雨の日が続きそうです。29日(木)ごろから、台風10号が県内に最も接近する予想で、雨風はより一層強くなるおそれがあります。
非常用具の準備や、ハザードマップの確認など、今のうちから備えをして下さい。
熱中症情報です。きょう26日(月)は熱中症警戒アラートは発表されていませんが、各地で「危険」レベル。暑さ対策はしっかり行って下さい。
(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)