部活動の地域移行 岩国市教委「2025年度末までに学校部活動の規模を段階的に縮小」
少子化や教職員の働き方改革を背景に各地で議論が進む公立中学校の部活動の地域移行について、岩国市教育委員会は、「2025年度末までに学校部活動の規模を段階的に縮小する」との方針を示しました。
岩国市教委は昨年度から市体育協会やPTA連合会などと公立中学校の部活動の地域移行について協議を進めてきました。
23日、3回目の協議会が開かれ、市教委は「2025年度末までに学校部活動の規模を段階的に縮小する」との方針を示しました。
休日を含めた活動日数の制限などを進め、受け入れ環境が整った活動から地域のスポーツクラブや文化芸術サークルなどに移行させたい考えです。
(岩国市中学校校長会 林 孝志 会長)
「教員の思いも受け止めてこういう方向で進めたらいいのではというのが、令和8年度には(教職員の)勤務時間内に生徒が帰る形に持って行きたい」
(岩国地区中学校体育連盟 藤川義道 会長)
「先生方が顧問・監督をしながら大会運営や大会要項作成に携わっている。これからどのように解決していくか」
岩国市教委は今年度中に、受け皿となる地域クラブの認定要件などを盛り込んだガイドラインを策定する方針です。