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あすの朝は山口県で今季初の氷点下の冷え込みも!? 今週しばらくは晩秋~初冬の寒さの日々【山口天気 夕刊11/13】

2023年11月13日 18:29
あすの朝は山口県で今季初の氷点下の冷え込みも!? 今週しばらくは晩秋~初冬の寒さの日々【山口天気 夕刊11/13】
14日(火)予想気温

今月初めは季節外れの「夏日」もあったぶん、その反動が大きくなりました。
週末を境に一気に季節が動き、強まる冬型気圧配置によって北日本では続々と初雪を観測。
11日(土)は近畿地方、きょう13日(月)は東京地方で「木枯らし1号」が吹いた、という発表もありました。
山口県も週末の間に急に寒さが増し、岩国市錦町のらかん高原オートキャンプ場では、今朝、雪が積もった、という話題も頂きました。
山口県においても高い山では、少し雪化粧するほどの冬の寒さがやって来た状況です。

きょう13日(月)は強い寒気を伴う気圧の谷の影響で、日中にかけて急な冷たい雨が降ったり雷が鳴る所もあるなど、不安定な空模様にもなりましたが、夕方になって雨雲は減少しつつあり、あす14日(火)にかけては、冬型気圧配置も緩んで高気圧に覆われてくる見込みです。

ただし、これまでに流れ込んだ寒気が居座る中、夜間は放射冷却に伴う底冷えが厳しく、14日(火)朝の予想最低気温は、山口市内で3度など、市街地でも霜が降りる冷え込みの可能性があるほか、山間部、徳佐は氷点下の予想で、今シーズン、県内で初めての最低気温が氷点下…「冬日」となる見通しです。
標高が高い峠道は、朝早い時間は路面凍結の心配もあります。車の運転など十分ご注意下さい。
日中の気温は15~16度くらいにはなるものの、引き続き、シッカリ着込むなどの寒さ対策は必要です。

そして、今週は、この先も先週までのような暖かさが戻ってくることはありません。
天気は小刻みな周期変化で14日(火)夜に弱い気圧の谷の影響で雲が増え、少しにわか雨の所も。
木曜日の夕方から金曜日はより深い気圧の谷の通過で大きく天気が崩れる見通しで、気圧の谷が通過するたびに新たな寒気が流れ込むことで、晩秋~初冬の寒さが続きます。

マフラーなど冬物グッズも躊躇なく活用していきながら、体調を崩さないよう気をつけて過ごしていきましょう。

(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)