建て替え工事が進められている山口市の新しい本庁舎が、5月7日にオープンすることになりました。

山口市の伊藤市長は、1月23日の会見で新しい庁舎は予定通り3月に完成し、5月7日にオープニングセレモニーを行うことを発表しました。

5月7日にオープンする山口市の新本庁舎棟は地下1階・地上6階建てで、DXを活用した総合窓口のほか、太陽光発電パネルの設置や日射を遮蔽し、熱負担を低減する構造などが導入されていて、市では利用者や環境に配慮した庁舎づくりを目指すとしています。本庁舎棟の事業費は資材高騰などの影響で、およそ139億円へと修正されています。さらに今後、工事の2期目として、市民交流棟や立体駐車場などを整備する計画で、現在、実施設計が行われています。

（山口市・伊藤和貴市長）
「市民の皆さんが、気軽に相談とかに訪れやすい市役所にしていきたいと思っています。」

4月12日には完成式典が行われ、その後、参加自由の完成見学会が開かれる予定です。