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深セン日本人男児死亡 男に死刑判決

2025年1月25日 0:33
深セン日本人男児死亡 男に死刑判決

中国・広東省の深センで去年、日本人の男子児童が男に刃物で刺され死亡した事件の裁判で、男に死刑判決が言い渡されました。

広東省・深センで去年9月、日本人学校に登校中の男子児童が男に刺され死亡した事件の初公判で、深センの裁判所は24日、わずか1日で裁判を終え、鐘長春被告に死刑判決を言い渡しました。

日本の外務省によりますと動機について裁判所は、「インターネットで注目を集めるため」だとし、「犯行後にはメディアに電話をかけるなど、極めて悪辣かつ重大な犯行だ」などと指摘しました。

在中国日本大使館・金杉憲治大使
「日本人を狙ったものかどうかを含め、日本についての言及は一切ありませんでした」

また、中国に駐在する金杉大使は判決の中で、日本についての言及は無かったと明らかにしました。

一方、日中関係筋によると、鐘被告は「被害者の家族や日本の大使館と話をしたい」などと話し、裁判官に制止される場面があったということです。

最終更新日:2025年1月25日 0:33