【山口市】新年度当初予算案は過去最大の1,092億円 「行くべき52か所」選出でニューヨークで情報発信も
NYタイムズの記事で注目が集まる山口市の新年度予算案は、一般会計の総額が1092億円と過去最大となりました。
一般会計の総額=1092億円は、今年度と比べておよそ140億円多く過去最大となりました。
主な事業として、市の新しい本庁舎の整備におよそ109億円、複合施設=湯田温泉パークの整備推進におよそ32億円を計上しています。
そして、アメリカのNYタイムズの「ことし行くべき世界の52カ所」に選ばれたことを契機に、ニューヨークの現地で山口市を発信するプロモーション事業などに3月補正予算もあわせて1億1000万円を計上しています。
(山口市 伊藤和貴市長)
「私の記憶ではここまでハードも含めて(観光に)踏み込もうという形をとってるのははじめて、できれば緊急対応と同時に山口のおもてなし環境の底上げをいかに図っていけるのかそこが1つの我々の眼目かなと思う」
また、市独自の取り組みとして高校生世代の医療費を無料化にするなど、子育て家庭の負担軽減対策への予算を今年度よりも20%増やしています。
新年度予算案は16日に開会する市議会定例会に提案されます。