「予想収益は150%以上」 SNS型投資詐欺で60代女性が約1510万円被害
下関市の60代の女性がSNS上で投資を呼びかける広告をきっかけに現金約1510万円をだまし取られる被害にあいました。
下関警察署によりますと、ことし1月末、市内に住む60代の女性がSNSで投資に関する広告を見つけ広告にあったSNSグループに参加しました。
グループには有名人の名義のアカウントも参加しており、女性は投資を始める内容のメッセージをグループに送りました。
その後新たに紹介されたSNSグループのアカウントから外貨投資を勧められるととともに、指示されたアプリをダウンロードすると「大量の資金を追加し高い収益を実現する」「予想収益は150%以上」「利益の出金には税金が必要」などと言われました。
話を信じた女性は、ことし2月から3月までの間、18回にわたり指定された口座に現金合計およそ1510万円を振り込み、だまし取られたということです。
警察では、投資を装ってSNSでお金を要求するのは詐欺の手口として注意を呼びかけています。