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クマが空き家を壊す…下関市設置のカメラにクマの姿が 体長は120センチか警戒強める

2024年9月25日 18:49
クマが空き家を壊す…下関市設置のカメラにクマの姿が 体長は120センチか警戒強める

 クマが空き家の壁を壊す映像を下関市が設置したカメラが捉えました。

 この空き家では、今月初めにも、クマによって壁が壊されるなどしていて2度目の出没に、市が警戒を強めています。

 下関市豊田町にある空き家、24日の夕方、クマによって壁が壊されているのが見つかったこともあり25日は、朝から地元の人や猟友会の関係者が確認に来ていました。

 この空き家では、今月8日にも床下に作られたハチの巣・はちみつを狙ったクマによって壁などが壊されているのが確認されています。

 1回目の出没後に市が設置したカメラの映像…クマが空き家にやってきたのは今月22日の午前3時半頃…前回壊した場所を再び破ろうとしましたがトタンを使って補修していたこともありうまくいきませんでした。

 結局、トタンのすぐそばの壁をかじりその隙間に前足をつこっんで破っていきました。

 映像を確認した猟友会の関係者によると体長は、およそ1m20センチ。

 体重は100キロを超え立ち上がると2m近くになるのではないかということです。前回同様、はちみつを狙ったものとみられます。

 また、22日の深夜零時頃近くの人が、聞きなれない動物の声を耳にしていました。

(近所の人は)
「聞いたことがないですあんな声ウォーというような低い声でウォー、ウォーと2回聞きました恐ろしいですね」

同じ空き家ヘの2度目の出没、地元住民や小・中学校に連絡を入れたりと市も警戒を強めています。

(下関市豊田総合支所 佐々本課長)
「明らかにクマを確認しましたので会長に聞いたら100㎏以上あるととても危険な状態ですので周知を徹底して住民に安全確保してもらうよう働きかけていく」

 また、地元の人からは罠を設置して捕獲してほしいといった声も上がっていました。

最終更新日:2024年9月25日 18:52