「やまぐち社会起業塾」の発表会が開かれ、半年間学んだ2期生14人がこれまでの活動を発表
「社会起業家」を県内で育成するプログラム=「やまぐち社会起業塾」の発表会が山口市で開かれました。
「やまぐち社会起業塾」は、様々な社会課題をビジネスで解決する「社会起業家」を育成するプログラムで、今回が2期目の開講です。
23日はおよそ半年間学んできた塾生14人が、これまでの活動を発表しました。
このうち「地域の衰退」を観光などのビジネスで解決しようと取り組んだのは、光市に住む山本統さんです。
着目したのは、草が生い茂って使われなくなっていたかつての「相撲場」でした。
( 山本統さん)
「草刈りをして、相撲を始めるのではなくて、新しく野外音楽場を作った。
自分たちの行いが地域の暮らしや文化をつくっていると実感することができて、
それが課題を解決していくんではないかと実践しているところ」
山本さんは、地域に人を呼び込むための取り組みなどについて発表していました。
塾生たちは今後、起業に向かっての歩みを進めて行くということです。