山口地裁 末永所長が会見「より質の高い裁判が出来る体制を」
今月5日付けで山口地方・家庭裁判所の新所長に就任した末永雅之所長が就任会見を開き、「より質の高い裁判ができる体制をつくる」と抱負を述べました。
(山口地方・家庭裁判所 末永雅之所長)
「より質の高い裁判や地方サービスを一定の期間内に 合理的に提供できるような体制をつくる、それをサポートするのが私の仕事だと思うので実現できるようにしていきたい」
末永雅之さんは、岐阜県出身の59歳。
中央大学法学部を卒業し、これまで大阪法務局長や大阪高裁判事などを歴任。
大津地裁時代には集団薬害訴訟を担当するなど民事裁判を長く担当してきました。
山口県での勤務は、はじめてです。
(末永所長)
「風呂が好きなので、温泉もたくさんあると聞いているので、近くの湯田温泉も巡ってみたい」
座右の銘は、「初心忘れるべからず」。
「裁判は、普通の人にとって気が重い事柄であるということを常に忘れず、ルーティーンワークな事件処理にならないように職員を戒めていきたい」とも述べていました。