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データ改ざん問題 日立造船子会社工場に立ち入り検査 国交省

2024年7月8日 14:48
データ改ざん問題 日立造船子会社工場に立ち入り検査 国交省

「日立造船」の子会社2社が船舶用エンジンの燃費に関するデータを改ざんしていた問題で、国土交通省は日立造船マリンエンジンの工場に立ち入り検査を行いました。

日立造船によりますと、子会社の日立造船マリンエンジンで1999年以降に出荷した調査対象のエンジン950台全てで、船舶用エンジンの燃費消費率の測定データの改ざんが確認されたということです。改ざんは20年以上にわたり行われていて、国交省は不正の経緯などを確認し厳正に対処するとしています。

一方、ことし4月にIHI原動機でもデータ改ざんが判明していて、国交省は国内の船舶用エンジンメーカー19社に対し、不正の有無について調査し、9月末めどに報告するよう求めています。