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豊田自動織機“認証試験で不正”国交省が工場に立ち入り検査

2024年1月30日 17:47
豊田自動織機“認証試験で不正”国交省が工場に立ち入り検査

トヨタグループの豊田自動織機が自動車向けのエンジンでも認証試験で不正を行っていたことなどを受け、国土交通省は、同社の愛知県内の工場に立ち入り検査に入りました。

斉藤国交相「自動車認証制度の根幹を揺るがす行為であり、極めて遺憾」

国土交通省は30日午前9時から、道路運送車両法に基づき、豊田自動織機がエンジンの生産を行う愛知県内の工場に立ち入り検査に入りました。

不正の事実関係を確認し、大量生産に必要な「型式指定」の取り消しを含む行政処分を今後、検討するということです。

トヨタグループでは日野自動車、ダイハツ工業と認証試験をめぐる不正が相次いでいることに対し、斉藤国交相は「不正の背景として企業のガバナンスの問題が大きかった」との認識を示し、今回の立ち入り検査では豊田自動織機のガバナンス問題も含めて調査するとしています。