地域課題の解決に向けたアイデアを…韓国の大学生が山口の商店街を見学
地域課題の解決に向けたアイデアを探ろうと16日、韓国の大学生が山口市の商店街などを見学しました。
山口県立大学では「起業」について学んでいる韓国の大学生およそ80人を15日から受け入れていて、国際文化学部の学生たちと山口市の商店街などを見学しました。
4年前、空き店舗だった場所にオープンした施設…こどもたちが無料で工具やデジタル機器を借りて自由な発想でものづくりができるという場所です。
イベントなども開催していて、アイデアを形にすることでこどもたちの創造性を育んでいます。
(VIVISTOPYAMAGUCHI 山千代 航さん)
「起業する人を増やすためにはこどものうちからいろんなチャレンジをすることが必要だよねということでこのコミュニティができました」
山口市の中心商店街ではここ数年で空き店舗を活用し新規開業するお店が増えていて、韓国の学生たちは地域課題解決に向けたアイデアを探っていました。
(学生は)
「子供たちがこういう場所で想像力を高めて未来を引っ張っていく、リーダーシップを育てていけるというのがいいと思いました」
韓国の学生たちはこのほか県内の菓子メーカーや印刷会社なども訪れ、地場産業について学んだということです。