復興につなげてほしい…輪島塗の展示即売会が山口市の百貨店ではじまる 20日まで
能登半島地震の被災地=石川県輪島市の復興支援に向けた取り組みです。
山口市の百貨店で16日から輪島塗の展示販売会が始まりました。
山口井筒屋で始まった輪島塗の展示販売会では、器やお箸などおよそ150点の輪島塗が並んでいます。
能登半島地震や記録的豪雨により甚大な被害を受けた輪島市。
今回の展示販売会は、被害を受けた輪島塗作家たちを応援し、復興につなげてもらおうと開かれています。
なかには、地震で工房が全壊しながらも奇跡的に救出された作品や、震災後、復興に向けて作られた作品も並んでいて、多くの人が足を止めていました。
(有限会社永野アート 永野敏郎さん)
「輪島が地震と津波で大変な被害を受けたので、分業の人たちに少しでも仕事をして、がんばってもらいたいという狙いで企画した。少しでも作家のみなさんのために、元気になってもらえればと思う。」
展示販売は、山口井筒屋で今月20日まで開かれる予定です。