季節外れの“暑さ”に 石川県内気温上昇 7地点で3月の観測史上最高
寄田 大地 記者:
「午前10時の兼六園です。日差しがまぶしいです。風も暖かく、手元の温度計では、すでに27度となっています」
27日の石川県内は、南からの暖かい空気にフェーン現象、上空の暖かい空気と、気温の上がりやすい条件が3つ重なっています。
このため、午前11時までの最高気温は、金沢で27.4度、小松で27.3度など石川県内の7地点で、3月として観測史上最高の気温を観測しています。
こうした中、兼六園では上着を脱いだり、日傘をさしながら散策する人の姿が目立ちました。
観光客:
「暑い。暑いけど花粉があるからマスクだし」
「寒いと思っていたんですけれど、きょうは半袖でもいけるくらいでびっくりです」
気象台によりますと、27日はこの後さらに気温が上がり、金沢の予想最高気温は28度と、季節外れの暑さが予想されています。
また、強風と空気の乾燥した状態が続くため、火の取り扱いに注意を呼びかけています。