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季節外れの“暑さ”に 石川県内気温上昇 7地点で3月の観測史上最高

2025年3月27日 3:08
季節外れの“暑さ”に 石川県内気温上昇 7地点で3月の観測史上最高
27日の石川県内は記録的に気温が上がっていて、午前11時までに金沢や小松など県内7つの地点で観測開始以来、3月としては一番の暑さとなっています。

寄田 大地 記者:
「午前10時の兼六園です。日差しがまぶしいです。風も暖かく、手元の温度計では、すでに27度となっています」

27日の石川県内は、南からの暖かい空気にフェーン現象、上空の暖かい空気と、気温の上がりやすい条件が3つ重なっています。

このため、午前11時までの最高気温は、金沢で27.4度、小松で27.3度など石川県内の7地点で、3月として観測史上最高の気温を観測しています。

こうした中、兼六園では上着を脱いだり、日傘をさしながら散策する人の姿が目立ちました。

観光客:
「暑い。暑いけど花粉があるからマスクだし」
「寒いと思っていたんですけれど、きょうは半袖でもいけるくらいでびっくりです」

気象台によりますと、27日はこの後さらに気温が上がり、金沢の予想最高気温は28度と、季節外れの暑さが予想されています。

また、強風と空気の乾燥した状態が続くため、火の取り扱いに注意を呼びかけています。

最終更新日:2025年3月27日 3:08
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