守り継ぐ およそ8割の田んぼが被害を受けた 輪島市の「白米千枚田」で田植え
元日の地震で被災した輪島市の「白米千枚田」で、田植えが行われました。
日本海に面する棚田の景観が国の名勝として指定されている輪島市の「白米千枚田」。
元日の地震では、大きな亀裂が入るなど、およそ8割の田んぼが被害を受けました。
地元の有志団体を中心に復旧が進められ、1000枚あまりのうち、ことしは、およそ120枚で田植えが行われます。
参加したのは、白米千枚田を守り継ごうとする全国各地のオーナー会員らおよそ50人です。
大阪から参加したオーナー:
「震災があり ことしの田植えはどうなるんだろうと思っていろいろとニュースを見てオーナーの募集があるということだったので(応募した)」
■白米千枚田愛耕会 白尾 友一 代表:
「本当に全部と言っていいほど手作業なのでメンバーが集まらないとここまでできないんです本当に感謝です」
来週末は、市民ボランティアによる田植えが行われる予定です。