珠洲市総合病院で外来診療の一部を再開 輪島市では災害廃棄物の回収も
能登半島地震から1か月。各地では復旧の動きも見られます。珠洲市総合病院では1日から外来診療の一部が再開されました。
珠洲市総合病院が外来診療を再開したのは内科、外科、小児科など7つの科です。一時は病床の8割以上が埋まるほどひっ迫した状況で重症の患者を金沢市などの病院に搬送するなどし再開に至ったということです。
■能登町から通院した人
「本当待っとったんです。こういう災害ですから片付けもありますから早く治さないという思いがあったから」
■珠洲市総合病院
石井和公事務局長「本日からは外来が元に戻ったということできちんとした治療・診療は行われると思っている」
一方輪島市では家屋の倒壊などによる「災害廃棄物」の回収が始まりました。目印として災害の「災」の字を書いて、家の前などに置いておくと回収される仕組みで大きな家具や家電がトラックに積み込まれていきました。
■輪島市民
「本当に助かりました。食器棚も全部だめになったので今の間に家の中を軽くしようと思って出しました」
混雑を避けるため廃棄物の仮置き場への直接の持ち込みは受け付けていないということです。