去年3月に北陸新幹線が延伸開業した加賀市では観光客の数が去年と比べ10万人以上増えたことが分かりました。

加賀市によりますと北陸新幹線延伸後の去年4月から12月の間に加賀市に訪れた宿泊客と日帰り客の数はあわせて104万1000人あまりで去年の同じ時期と比べておよそ10万人増えました。

内訳は関東からの観光客がおよそ14万7000人で去年の同じ期間と比べて18.7％増加していますが、関西や中京圏からの観光客は2％から3％増と伸び悩んでいます。

一方、海外からの観光客はおよそ3万8000人と、去年の同じ期間に比べ25.1％増加しました。

市では応援割や誘客キャンペーンも含め延伸効果が表れているとの見方を示しています。

今後は観光客の周遊を促すことで、地域経済を活性化させたいとしています。